3次元点群データの利活用
3次元点群データの利活用方法の具体例をご紹介します。インフラドクターは従来方法よりも効率のよい業務を支援します。
※レーザー発射数により活用できる範囲は異なります。
[ 点群取得の条件:MMS走行速度 60km/h、対象物との距離 5m以下 ]
1.点群データによる測量
3次元点群データから構造物の輪郭を抽出し、横断図を作成します。≫詳しく見る
2.近接構造物との離隔の確認
3次元点群データを用いて近接構造物などとの離隔寸法・建築限界の確認を行います。≫詳しく見る
3.道路台帳の活用と更新
GIS上に3次元点群データと各種台帳データを格納して一元管理ができます。≫詳しく見る
4.路面性状調査
3次元点群データを用いて、平たん性、わだち掘れ量、ひび割れ率などの路面性状を把握できます。≫詳しく見る
5.路面排水勾配調査
排水不良が発生している路面を標高別の表示(段彩表示)することにより、把握が難しい排水勾配を3次元的に把握できます。≫詳しく見る
6.コンクリート表面のうき,剥離,漏水の検出
3次元点群データから作成したコンター図で表面の凹凸を確認し、対象構造物の表面に発生した浮き・剥離の検出を行います。≫詳しく見る
7.構造物・附属物自体の傾き,移動等の変状の検出
3次元点群データで構造物や付属物の傾き等の計測を行い、値をしゅん工図と比較することでそれらの傾きや変状を把握できます。≫詳しく見る
8.構造物の効率的な経過観察
2時期の3次元点群データを比較することで、時間経過による構造物の変状や変位が確認できます。≫詳しく見る
9.特殊車両の通行許可審査への活用
3次元点群データ上に大型特殊車両の軌跡を再現した3次元モデルを配置して、立体的な取り合いも考慮した軌跡検討を行います。≫詳しく見る
10.交通安全対策におけるドライバー視点からの効果検証
3次元点群データで異なる視点高さからのシミュレーションができます。≫詳しく見る
11.道路巡回における施設情報の効率的な取得
AR機能を活用し、巡回時のカメラ映像に重ね合わせた様々な情報を現地で確認できます。≫詳しく見る
12.設計成果と現地状況との効率的な確認への活用
3次元点群データを用いた成果品確認や、発注資料の作成に役立つ現況形状や寸法の確認を行います。≫詳しく見る
13.構造物の計画時における設置検討への活用
既設構造物に対して新設の構造物や付属物が設置可能かどうかを点群上に3D-CADモデルを配置して検討ができます。≫詳しく見る
14.点群データから作成した3D-CADモデルの活用
3次元点群データから作成した3D-CADモデルをCIMや解析に活用できます。≫詳しく見る
15.工事前の準備における現地状況の効率的な確認への活用
3次元点群データを用いて、工事発注前の作業空間の確認や現況構造物との離隔確認を行います。≫詳しく見る
16.構造物の出来形管理の効率化への活用
施工段階で対象の3次元点群データを取得し、部材寸法の出来形を確認できます。≫詳しく見る
17.緊急輸送道路の沿道建物の高さ確認
3次元点群データを用いて建築物の高さや道路幅員などを計測することで、災害時の緊急輸送道路を閉鎖する危険性のある箇所を把握できます。≫詳しく見る
18.被災した橋梁の仮受け用ベント高の検討
地震などの災害発生時に被災橋梁の仮受ベントを3次元点群データを用いて検討します。≫詳しく見る
国道6号土浦バイパスでの維持管理業務
2017年3月に開通した国道6号土浦バイパスで3次元点群データ並びに全方位動画を取得しました。≫詳しく見る